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人工・体外受精
--妊娠、出産、赤ちゃん-- |
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2：精子バンクについて
精子バンク（精子銀行）とは、精子提供者（ドナー）から精子を採取し、希望者に
斡旋する業者です。
映画の中では、2人は精子バンクに登録された数多くのドナーの中から厳選して
精子を購入し、人工授精に至りました。アメリカでは、民間の精子バンクが数多く
存在し、独身女性や、女性同性愛者カップルの利用も知られています。
日本にも精子バンクは存在しますが、その数は極端に少ないのが現状です。
ですが、精子バンクを利用し、人工授精治療を受けることで、未婚ではあっても、
異性と性交渉を持つことを選択しなくても、妊娠・出産をし、同性パートナーと
赤ちゃんを育てていく、ということも不可能ではなくなります。しかし、人工授精の
手術を受ける費用もさることながら、精子バンクを利用し、ドナーから精子の提供を受けるには、およそ150万円と多額の費用がかかります。
また、精子バンクを利用して妊娠・出産した場合、当然ドナーによる子供の認知は
なく、母親はいわゆるシングルマザーになります。認知の問題や、戸籍上父親が
不在などを理由に精子バンクを法律で禁止しようという動きもあります。
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